ネット社会の怖さ?インターネット、SNS上の事件映画『ディス/コネクト』

次期米大統領に決まった共和党のドナルド・トランプ氏は、大統領選での勝利にはTwitterなどのソーシャルメディアを挑発的に活用したことが役立ったと語り、同氏は「最高のコミュニケーション手段」と評しています

ソーシャルメディア上でのエンゲージメントが実際の投票に影響を与え、トランプ氏が大統領になる可能性が出てくることはわかっていませんでしたが、大統領選挙後には大きくsnsの影響力が注目されました。


総務省の調査によると

最近約1年以内に利用した経験のあるSNSを尋ねたところ、LINE(37.5%) 、Facebook(35.3%)、Twitter(31.0%)の順となった。それぞれ実名(本名又はこれに準ずる氏名)、匿名(実名以外)のどちらで利用しているかを尋ねたところ、実名利用率(全利用者数に対する実名利用者数の比率)が高かったのはFacebook(84.8%)、LINE(62.8%)であり、低かったのはmixi(21.6%)Twitter(23.5%)

総務省ホームページより引用

 

SNSの利用率及び実名利用率

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(出典)総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)

リアルタイムで情報が公開され、色々な専門家をフォローすることで、色々な角度から見た情報が得られ、自身でそれらの情報享受をカスタマイズできます。しかし一方で情報や断片的な情報を入手した際、何が真実で何が真実でないかを見極めなければいけないと言われています。

そこで今回はソーシャルメディアを題材にした映画の紹介です!

『ディス/コネクト』(Disconnect)


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ストーリー


ある少年が、SNS上での嫌がらせを原因に自殺未遂で意識不明に。父親は、息子がなぜ自殺を図ったのかがわからない。一方、嫌がらせをしていた少年は、元刑事の厳格な父との父子家庭で愛情に飢えていた。ソーシャルメディアをきっかけに起きてしまった事件。息子の自殺の原因がまったくわからず困惑する。

「SNSによる成りすましイジメの問題」、「チャット依存症」、「個人情報の流出」、「報道倫理」、「未成年者の売春」

などなど、現実にありそうな問題を描きながらネット社会における危険性をシリアスに描いた人間ドラマです。ネットに関係した事件を複数並行しながらのストーリー展開し、リアリティのある怖さと他人事とは思えない事件。しかし、この映画ではソーシャルメディアをとにかく否定しているわけではありません。重い話ですが、最終的なオチどころがなんとも言えない終わり方で、そういったところにもリアリティを感じました。

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現代社会の問題にフォーカスしたシリアスな事件と家族愛についてのストーリー、決して面白おかしい話ではないですが、緊張感やドキドキがある人間的葛藤を見ては如何でしょうか?

【傑作】『True Detective』(トゥルーディテクティブ)豪華演技派キャスト!海外ドラマ|カルトミステリー

私自身、人からお勧めされて観ても途中で挫折してしまう、海外ドラマ初心者です。しかし、これまで知る海外ドラマにない壮絶さと興奮で『ヤバイ』と思えた作品を今回紹介します。

(※極力ネタバレはしません)


『True Detective』(トゥルーディテクティブ)

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【作品情報】

タイトル:TRUE DETECTIVE/二人の刑事 (ファースト・シーズン)

製作:スティーヴ・ゴリン

脚本:ニック・ピゾラッド

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ

エピソード:60分×8話

出演:マシュー・マコノヒー、ウッディ・ハレルソン


ストーリー

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1995年、ルイジアナ州の小さな田舎町で娼婦の死体が発見される。捜査を任された2人の刑事ラスティン・コールとマーティン・ハートは、オカルト儀式のような現場の状況と残忍な手口から連続殺人鬼の凶行と判断。僅かな手がかりをもとに、犯人の行方を追っていく。
時は移って2012年。かつてのオカルト殺人と酷似した死体が発見されたことから事件の再調査が始まり、今は引退したコールとハートが警察署に呼び戻される。果たして、これは同一犯による犯行なのか、それとも模倣殺人なのか。そして、この17年間で2人の間に何があったのか… 。公式サイトより引用


このドラマは「過去」と「現在」の時系列がバラバラになってストーリーが展開されます。

「過去」は1995年の事件発生から2002年まで。「現在」は2012年。冒頭は2人の元刑事が過去を話すところから始まり、一つの猟奇殺人事件をきっかけに17年間二人の刑事に起きたことが明かされていきます。

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独特の呪術的な描写がたくさんあり、ミステリアスでなんとも言えない怖さを演出。ストーリーが進むにつれ謎が深まります。

「現在」から「過去」へと振り返る中で、二人の会話の中にヒントが数多く残され、事件の真相がどうなっているのか、不安と興味で釘付けになりました。

そして、豪華キャストも見どころの一つ。

今まで海外ドラマに対して、少し安っぽさというか完成されてない感覚があったのですが、やはり、主演を務める刑事二人の俳優の凄さが際立っています。

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マシュー・マコノヒーは映画『ダラス・バイヤーズクラブ』であらゆる映画賞の主演賞を総ナメにし、その演技力と役者としての技量が多くの人に評価されていることはとても有名です。そしてもう一人が、映画『ハンガーゲーム』や『ゾンビランド』『ノーカントリー』など数々の有名作品に出演し、その役の幅の広さや演技力で人気の衰えを知らない名優ウディ・ハレルソンです。

マシューが、アカデミー賞主演男優賞受賞後に放送された最終話の第8話は、視聴者数が100万人以上跳ね上がり、オンラインで配信した直後にはサーバーがダウンするという現象が起き、ニュースにもなったそうです。


二人の対照的な刑事のコンビが事件解決に奮闘する姿、それぞれの思惑や過去が人間としての姿にリアリティを感じました。

一筋縄ではいかないこの難事件にどんなラストが待っているのでしょうか、。

動画観ましたか?この怪しげな雰囲気、かなりヤバめですよね。

海外ドラマの派手な要素はあまりありませんが、サスペンスやヒューマンドラマなど重厚な内容のドラマです。カルトやミステリー、例えばデヴィッド・フィンチャー監督やドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品が好きな方は是非お勧めしたいです。

ストーリーは淡々と流れて行き、気がつくと没頭し、観終えた後しばらく引きずる面白さがある作品です。(個人的にオープニングがセンス良すぎてツボです。)

人間と人工知能

『エクス・マキナ』監督:アレックス・ガーランド

 皆さんはどのくらい人工知能に関心がありますか?

 世界規模で人工知能に対して関心が高まり今後の生活やビジネスにおいても

 重要な存在となっています。

なんというかとてもカルトっぽい話ですが

実際にAIに対して危険視しているエリエゼル・ユドカウスキーが行ったテスト、

「AIボックス実験」が元になっているのではないかと思います。


検索エンジンの世界最大の会社「ブルーブック」に勤めるプログラマーのケイレヴは

ある日社内抽選に当選し、社長のネイサンと初対面し

人類史上偉業となる実験に参加することに。

 その実験とは世界初の人工知能ロボット

「エヴァ」とのチューリングテスト。

彼女が思考と知能を発揮できるか

ケイレヴとガラスを隔てたセッションが1週間行われます。

案の定、セッションを重ねていくうちに彼女に惹かれ、

機械としてではなく情を持ち始めるように

そして「エヴァ」の開発者ネイサンに疑念を抱くように。


哲学的で難しく感じる点も少なからずありましたが

様々なシンメトリーから織り成す世界がとても芸術的に感じました。

男性と女性、ポロックの絵、洋と和、自然と人工物、そして人間とAI。

 このストーリーに出てくる話が

まさにグー◯ル、フェイ◯ブックの事を言っているような…

検索サービス同士は共有され、私たちが何を検索し、どこに行き、何を買ったのか

どうやってブラウザしているのか収集しています。

多くの人の個人データが掻き集められ巨大なデータとなっているのです。

現実でも常にこのビック・データを使いサービスに生かされています。

脳全てのプロセスに相当するアルゴリズムが作られれば

それは『脳』であるが、脳を模倣した機械なのか…。

難しいですね 笑


日本でもヒューマノロイド「ペッパー」が人の感情を読み取って行動したり、

一流のプロ棋士とコンピュータの対決「将棋電王戦」などロボットやAIが話題です。

好き嫌いがある作品ですが私はとてもお勧めしたいです。

2016上半期ベスト4選【過去記事】

第4位

『ロブスター』

 未婚者は矯正施設に入居させられそこでお互いにパートナーを見つけなければ

動物にさせられてしまうというストーリー、

もちろんタイムリミットがあり、変わった制約を強いられる施設生活の中で

それぞれの思惑が画策します。

人の動作や言葉、風景や生活がシュールコメディ、

独特な雰囲気で奇妙な世界、

でもどこか近未来や現代社会を感じさせるような話です。

コリンファレル、レイチェルワイズ、ジョンCライリー、レアセドゥなど

豪華キャストも魅力的ですし

笑ってしまうところが多く、変わったテンポが面白い作品です。


 第3位

『キャロル』

話題になったので観た方も多いのではないでしょうか、

50年代のニューヨークを舞台に、テレーズ(ルーニーマーラ)が成長し、

芯のある女性へと少女から変わっていく物語。

テレーズの無邪気で純粋な恋心が本当に美しいです。

この時代の女性観から生まれる差別を受けながら

人生の選択をキャロルという女性との出会いから大きく影響されて行きます。

またキャロルという女性の過去や家庭、

自立した女性の凛々しさや、弱さと強さ。

言葉を交わさなくても

見つめ合うことでお互い分かり合えるシーンなど

瞳にフォーカスした撮影方法や息遣い、色彩、50年代の衣装がとても素敵です。


 第2位

『エクス・マキナ』

 この作品は本当は本当に観ていて興奮しました。

なんというか、なかなか難しい世界のカルト色強い作品なんですが

事実現代に繫り直面すると囁かれている話です。

機械と人間の間には圧倒的で理解できない違いと

人間の持つ感情は複雑ですが簡単に掌握できてしまうという事が

何度も繰り返されるセッションで露呈していきます。

第1位

『ボーダーライン』

戦場以外で地球上で最も危険と言われる地域の

メキシコの麻薬カルテル殲滅のためにエミリーブラント演じる

FBI捜査官が潜入し麻薬組織と対峙していきます。

地元警察の中にも組織と組んで者や買収されている民間人、

それが日常的に描かれ、

エミリーブラントはどこまで踏み込んでいいのか

何が正義なのか、当たり前にあったそれまでの

正義感とは何か疑問を感じていきます。

当たり前のように人が死に

殺し合う現場で一瞬の迷いは命取り、

そこから来る不安さえ抱いてはいけない現場。

まるで軽い仕事をするような特別捜査官たち。

なぜ彼らがこのようになっているのか

血も涙もないような完璧な仕事ぶりには理由があるということ。

残虐で目を覆いたくなるシーンが多く

とてもショックを受ける映画ですが

心臓に響く重低音の音響と人間の怖さ、捜査官たちと事件。

最初から最後まで緊張感が張りつめています。

タランティーノ引退宣言?

タランティーノ監督の突然の引退宣言


内容は今後2作品制作し、自身の作品が合計で10作品となったら引退とのこと。

思い返してみると以前にも似たような出来事が…。

本当に引退してしまうのかと思うと残念です。

タランティーノ監督の作品は

非常に会話内容が面白く、撮影セット、撮影方法、音響、衣装へのこだわり。

暴力的なシーンが多く、毎度さることながら銃の威力が半端ないです。(銃ってそんな威力あるのか?と疑問が浮かびます。)

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彼がよく使う撮影方法で”トランクショット”はとても有名で多くの作品に使われ、

他にも自身の作品に出演する”出たがり”っぷりや他にはないキャスティングなど多くの作品で規格外・予想外なことをするのは有名です。

タランティーノ監督自身も根からの映画ファンで、

素人目ですが、毎度映画の面白さを教えてくれる、そう言ったエンターテイメントがあります。

今回は彼の作品の中から最高に笑える作品を紹介します。

 

Death Proof(デスプルーフ)2007年


4d2238e5fcef63c611d83d608e8f5092*あらすじ* 

美女をナンパしては死のドライブに誘うマイク。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにブチキレた女性たちは、決死の猛反撃に挑む


前半マイクにやられ放題で、悲惨なシーンが続き悔しくなってきた頃に逆襲劇が始まり非常にスカッとします。気持ち良いぐらいのボコられ様、笑

映像もわざと傷の入ったフィルムで撮った様な演出で

グラインドハウス特有の安っぽいB級映画の雰囲気が出ています。

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彼の作品の中で好き所は会話の内容です。

くだらない会話の中にクスッと笑ってしまう所があり、こういうの日常的にあるよなあと共感。

また、劇中の小物も見どころの一つです。

前のシーンとの繋がりや、全体のコンセプトとの一致など。

だからこそ何度も見返したくなる、そういう所が多くの人を魅了している理由の一つなんだろうと思います。 

突然の引退宣言を受け衝撃を受けましたが、宣言通りであれば後の2作品とても楽しみです!

リニューアルしました!

最近ご無沙汰だったサイトをリニューアルしました。

今後は定期的に更新していく予定です。

宜しくお願い致します。

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先日デザインウィークにてBMWの未来の車を見ました。

トムクルーズの映画によく出てくるやつですね。

確か『マイノリティ・リポート』だったと思います。